クローズアップ
4番の重責

4番の重責を
感じるシーズン

― 今シーズンここまでいかがでしょうか。

「納得いく部分といかない部分と、両方感じているシーズンですね」

― ここまで全試合に出場している点は納得している部分ではないでしょうか。

「そこだけは、という感じです。去年も全試合に出られての今シーズンここまでの全試合出場ですので、継続していきたい目標です」

― 昨年は初めて全試合出たシーズンでしたが、今年はチームの中心選手として試合に出続けているという点では、意味合いが異なってくると思います。今年は首脳陣やファンから期待されているので、責任を感じるのではないでしょうか。

「責任はもちろん感じますね。自分自身でもプレッシャーをかけながらやっている部分もあります」

― プレッシャーを楽しむまではいっていないですか。

「そうですね〜。楽しむことはないのかなと思います。チームの4番を打たせてもらっている以上、勝ち負けを誰よりも背負わないといけない立場だと思っています」

― 4番を打つことには、慣れましたか。

「いやいや、慣れることはないですよ。前のバッターがいい選手ばかりでチャンスで回ってくる打席が多いので、なんとかホームに還すんだという責任を強く感じる打順です」

― 9月3日のオリックス戦では、結果は負けてしまいましたが、9回に同点に追いつくヒットを放ちました。あの打席は4番の仕事をしっかりやったように見えました。

「今までは4番という打順から、逃げていた部分がありました。でもボクに求められている仕事は、得点圏でランナーをホームに還すことです。その仕事の大事さをより強く感じるようになりましたので、あの打席は仕事ができたいい打席だったと思います」

― 後ろにもいいバッターがたくさんいますので、つなぐ意識というのもあるのではないでしょうか。

「それはどんな打順でも、その意識は常にもっています。ただ、ここで1点ほしいという場面では、なんとかランナーを還す一打が打ちたいという気持ちが強くなります」

― 東京五輪では、1打席だけでしたが国際大会という大きな舞台で経験ができたと思います。あの打席のプレッシャーはシーズン中とは違うプレッシャーだったのでしょうか。

「短期決戦で負けられないプレッシャーや、国を背負って戦っているというプレッシャーがありましたので、シーズン中とは全く違うものがありました」

― そんなプレッシャーの中、1球でバントを決められたのはすごかったです。

「周りからも、『お前のバントがあったから勝てた』と言ってもらえましたので、それは嬉しかったですね」

このインタビューの全編は、月刊ホークス10月号をチェック


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