クローズアップ
苦しみを乗り越えた先

敗けの責任と
準備の大変さ

―開幕してここまでご自身の調子はいかがですか。

「最初のカードということで、難しさをすごく感じながら1日1日をやっていっているところです」

―開幕から4連勝した後に4連敗を喫して、甲斐選手としても責任を感じている部分があるかと思います。連敗中の心境をあえて聞かせてもらえますか。

「キツイというのが本音です。もっといい方法、もっといい選択があったのではないかと思います。ピッチャーをもっと引っ張っていけたのではないかと。4連勝した時はよかったのですが、敗けが続くとキャッチャーとしての責任をすごく感じます」

―甲斐選手というより、ピッチャーの調子が良くなかった部分が大きいのかなと思います。

「ピッチャーは常に調子がいいことはありません。悪い時こそリードしていくのがキャッチャーの仕事だと思います。調子が悪くても勝ちにつなげられなかったのはボクの責任だと思っています」

― キャッチャーとして言い訳にしたくない部分でしょうか。

「言い訳ではなく、受け入れなければいけないことだと思います。受け入れた上で次に繋げないと何も意味がないので」

―キャッチャーは準備が大事だと思いますが、相手チームは年度が変われば新しい選手が入ってきたり、今までとは違う打順になっていたりと、新しい状況があると思います。そういう点で、開幕までにしている準備はどういう点でしょうか。

「新しい選手の情報はどうしても少ないので、自分が試合の中で感じる部分を大事にしていかなればいけません。それがデータとなり対策につながっていくので、試合の中でいかに早く活かせるかを大事にしています」

―なかなかキャッチャーの準備の大変さは分からない部分でもあるので、実際に甲斐選手が行っている試合前の準備がどのようなものか教えていただけますか。

「先発ピッチャー、中継ぎピッチャー毎の対バッターの資料に目を通して頭の中に入れます。あとはホークス戦だけでなく、直近の対戦成績も見ます。対右ピッチャーにはどうなのか、左ピッチャーにはどうなのか。キャッチャーとしてのデータだけでなく、ボクが打つ時の対ピッチャーのデータにも目を通します。それを踏まえた上でピッチャーと試合前にミーティングをします。試合に向かっていくためのプランを立てて、その日の意識付けをするポイントをどうするか話をしていきます」


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